「小さな変化」を楽しむ
リフォームと聞くと、エクステリアを変更したり、アプローチや駐車場の舗装を変えてみたり、ウッドデッキを設置したりなど、大仰な感じもしますが、今あるお庭に少し足し引きするだけでも雰囲気が違ったものになります。今回はフォーカルポイントに的を絞った、比較的手軽にホームセンターなどで手に入る材料でできるリフォームアイディアのご提案です。
「小さな変化」を楽しむ
リフォームと聞くと、エクステリアを変更したり、アプローチや駐車場の舗装を変えてみたり、ウッドデッキを設置したりなど、大仰な感じもしますが、今あるお庭に少し足し引きするだけでも雰囲気が違ったものになります。今回はフォーカルポイントに的を絞った、比較的手軽にホームセンターなどで手に入る材料でできるリフォームアイディアのご提案です。
フォーカルポイントとは
お庭での視線がもっとも集まる中心となる見せ場のことを指します。つまりここを押さえすれば、イメージチェンジが簡単に楽しめます。フォーカルポイントをどこにするかは、お家によってそれぞれ違いますが、家族が一番多くの時間を過ごすリビングやダイニングの窓から見える位置や場所を優先すると良いでしょう。
壷や水鉢を据える
陶器の壷や金属のお皿、石の水鉢などをポイントのメインに配置してみましょう。洋風な雰囲気ならバードバスとして小鳥の水場に、ナチュラルな感じならビオトープなトンボ池風に、和モダンなイメージならつくばい風に演出するなどのバリエーションが楽しめます。
枕木を利用する
ガーデニングの定番になっている枕木ですが、お庭のアクセントとしてかなり重宝します。立ててガーデンオブジェを兼ねた照明器具のベースにしたり、花壇の土留めに段差を付けた配置にすることで、花壇を中心としたフォーカルポイントができ上がります。
大きめの石材を敷く
一般的な砂利よりも大きめの石材を、ただ無造作に置くだけでも、ナチュラルな雰囲気のあるポイントになります。ポットを置いて石材で隠してしまえば、簡単ロックガーデンの完成です。石材の種類や大きさ・色味によってイメージが異なるので、目的や好みに合わせて選びましょう。
プランターを駆使する
移動が容易なプランターは、風景を作るのに大活躍します。壁面にネットを張ってハンキングしたり、プランターのデザインや並べ方を工夫したり、植栽するものを季節や置き場所でローテーションするなど、ちょっとした変化与えることで豊富な見せ方が生まれます。
動線に工夫を加える
タイルや枕木、レンガや石板などを動線の沿って並べると、空間をつなぐアクセントになり、あいた隙間を植栽で彩ると一層モダンな感じに仕上がります。
もちろん、きっちり施工した方が安定して長持ちしますが、ただ置くだけでも大丈夫。気分次第でアレンジできる手軽さが魅力です。